ドローンが日本国内で利用可能な周波数
カウンタードローンの法規制
カウンタードローンは、ドローンの操作を妨げる目的でドローンの操作命令を伝える電波（簡単に言うならプロポからの電波）と同一の電波を高出力で送信することによって操作不能の状態にする機器、同時にドローンに搭載されたGNSS（GPSやGLONASS、ガリレオなど）の衛星からの電波と同一の電波を高出力で送信し、ドローンの現在位置の情報を得られなくする。などの妨害をするものもあるようです。
カウンタードローンで同一の電波を高出力機器（1Wまで）を利用するには、携帯局、陸上移動局の無線局免許と第三級陸上の特殊無線技士以上の資格が必要です。
日本の電波法では、一般的に1W以上の電波出力を使用するには特別な許可が必要です。これは、他の無線通信やデバイスへの干渉を防ぐために設けられた規制です。カウンタードローン（対ドローン）技術も、この規制の対象となります。
特定の用途や場所で1Wを超える出力が必要な場合は、総務省に対して許可申請を行うことができます。ただし、このプロセスは時間がかかり、許可が下りるかどうかはケースバイケースです。
そのためカウンタードローンの業者などは、電波法だと1Wまでしか使えない。対応できるカウンタードローンの射程が、100m～数100mになってしまう。射程が短くなるのです。
